2010 BMC


2010年度 BMC大会報告結果
2010年11月23日(火・祝)に聖マリアンナ医科大学(S.M.U.S.M.)で開催されましたBMCのご報告です。
今年度のテーマは『免疫』でした。


聖マリアンナ医科大学、東海大学、東京女子医科大学、帝京大学、福岡大学(発表順)の5大学より 5チームが出場し、数カ月にわたる基礎研究の成果を発表しました。


1st prize Teikyo university

2nd prize S.M.U.S.M.

3nd prize Fukuoka university

Research Award:S.M.U.S.M.


Conglatulations!!

Director's VOICE

今大会は加藤智啓先生と、今井光子先生にジャッジをしていただきました。
また加藤先生の御講演「自己免疫とプロテオミクス」では、プロテオミクスとその応用範囲 の広さに関して、具体例を用いながら分かりやすく説明をしていただきました。
疾患に関連するタンパク質をスクリーニングするという技術は大変興味深いものでした。

今大会の結果を見ますと、「学生の努力を反映したい」という意図の採点基準がうまく機能したといえると思います。
合計点数は130点満点ですが、研究に関しては実は最大で6点しか差がついておりません。 総合順位に関してはプレゼンテーションの優劣がほぼそのまま反映されたと言えるでしょう。
今回は特に原稿の暗記点で差がつきました。
自分たちが実験に関与すればするほど、原稿は覚えやすくなります。
逆もまた然りです。しゃべっている自分でも意味のわからないような内容の原稿を先生の指導のもとで作っても、覚えることは大変です。
その結果、手に持った原稿を読みやすくなってしまうのです。

最後になりましたが、ジャッジを引き受けてくださいました先生をはじめ、JIMSAスタッフの皆さん、そして聖マリアンナの皆さんの御協力がなければ大会は無事終了しませんでした。
この場をお借りして感謝申し上げます。


JIMSA Basic Medicine Section
BM Section Director 高田 和秀(聖マリアンナ医科大学4年)