CPC大会 2009

CPC大会のご報告

去る12月5日(土)に帝京大学板橋キャンパスに於いてCPC2009が開催されました。
今年は、一昨年と同様に英語ディベート大会(Christmas Debate Match)と同日に行われました。

ジャッジには東京女子医科大学第一病理学教授の澤田先生をお招きしました。
本大会では4症例が集まり、各症例について低学年向けに症例説明の資料やプロトコールの配布を行いました。
この新しい試みにより、低学年から「わかりやすかった」という声が聞けました。


また、症例発表にてわからない事を低学年が周りの高学年に質問し、それに答えて理解を深めている姿も見られました。
低学年では臨床についての知識が少ないので、こうした機会を活かしてもらえたら幸いです。

英語ディベートと同時刻での開催でしたが、それなりにオーディエンスの数がおり、嬉しい限りでした。
出場者への質問も活発に行われ、大会全体として盛り上がりをみせてくれました。

来年もこのような大会が出来れば良いと思います。


JIMSA Clinical Medicine Section Director
Kitasato Univ. 5th Mototsugu ONO

judgeの澤田先生には、順位をつけていただきました。
すべて興味深くまた詳しい発表で、順位をつけるのも悩まれたそうです。

<1位>
論題:”ビブリオ感染症”
発表者:大串 祐馬 (久留米大学5年)

<2位>
論題:”多発性骨髄腫”
発表者:真鍋 早季 ・ 原 里加子 ・ 倉田 芙美 (東海大学6年)

<3位>
論題:”アスペルギルス感染症”
発表者:関根 達朗 (埼玉医科大学5年)

<4位>
論題:”小細胞肺癌”
発表者:小野 元嗣 (北里大学5年)