2017年度CPC


JIMSA HP をご覧の皆様

 

11月26日に東京慈恵会医科大学で2017年度JIMSA CPCが行われました。

今年は大会形式をとり、4つの大学が発表を行い、発表者とオーディエンスを合わせて約50名の方に参加して頂きました。入賞したチームは以下の通りです。

 

最優秀賞:TL-Jichi(自治医科大学)

優秀賞:team Jikei(東京慈恵会医科大学)

オーディエンス賞:TL-Jichi(自治医科大学)

CPCとは、Clinico-pathological Conference(臨床病理検討会)の略で、ある亡くなった患者さんについて、その患者さんがどうして亡くなったのか、なされた医療行為は適切だったのか、などについて臨床と病理の2つの側面から検討し、医療の質の向上につなげることを目的としています。その目的にかなう、非常に示唆に富んだ症例について、今年も白熱した議論が展開されました。長田道夫先生、大橋隆治先生のお二人のジャッジの先生方のみならず、オーディエンスからも多くの質問が飛び交い、予定の時間を超えてもなお議論が続く場面もありました。それだけ議論が盛り上がるというのは、皆さんの一つでも多くのことをその症例から学び取りたいという気持ちの表れであると思いますし、CPCは難しいと思ってしまいがちな低学年の皆さんにも刺激になったかと思います。

このように、非常に有意義な大会で終えることができたのも、ジャッジの先生方をはじめ、東京慈恵会医科大学のスタッフの皆様やJIMSAのスタッフの皆さんの協力があってのことだったと思います。ここに深く感謝致します。

 

2017年度 JIMSA

CPC Chief帝京大学3年清水秀一