2018年度 JIMSA CPC


JIMSA HPをご覧の皆様

 

114()に「2018年度 JIMSA CPC」が行われましたのでご報告いたします。

今年度のCPCは、帝京大学と東京慈恵会医科大学の方々に症例発表を行っていただきました。また、症例発表に加えて昭和大学医学部医学教育学講座教授の泉美貴先生や帝京大学医学部病理学講座・病理診断科教授の笹島ゆう子先生に講演を行っていただきました。

 

CPCとは、Clinico-Pathological Conference(臨床病理検討会)の略で、ある亡くなった患者さんについて、その患者さんがどうして亡くなったのか、なされた医療行為は適切だったのか、などについて臨床と病理の2つの側面から検討し、医療の質の向上につなげることを目的としています。その目的にかなう、非常に示唆に富んだ症例について、今年も白熱した議論が展開されました。今年度のCPCは低学年の学生も活発に議論に参加し、難しい内容であるにもかかわらず、興味深そうに発表者や先生方の話を聞いていました。両チームとも素晴らしく、個性豊かな発表が繰り広げられました。

症例発表の後、泉先生には良い医師になるにはどうすればいいかを教えていただきました。また、笹島先生には病理医とはどのような仕事を行うのかを教えていただきました。先生方の講演は双方ともとても新鮮で、参加者の学生は先生方のお話を熱心に聞いていました。

 

このように、今年度のCPCも非常に有意義な大会で終えることができました。CPCにお越しいただいた先生方をはじめ、帝京大学や東京慈恵会医科大学の症例発表に協力していただいた先生方やJIMSAのスタッフの皆さんの協力があってのことだったと思います。ここに深く感謝いたします。

今後の大会・イベントの詳細につきましては、JIMSA公式HP( http://www.jimsa.org/)、公式Facebookページ、公式Twitter@JIMSAoffical)をご覧ください。