JIMSA ホームページをご覧の皆さま
桜の開花がみられ、春の訪れが感じられる今日この頃ですがいかがお過ごしでしょうか。
2020年度 JSS Chiefを務めさせていただきました、日本医科大学4年 阿部信祐と申します。
2021年3月21日にオンライン(zoom)にて、「2020年度JIMSA Spring Session」を開催しましたので、ご報告いたします。
JSS(JIMSA Spring Session)とは、現年度の総括・次年度への橋渡しを行い、かつJIMSA全体の学びとなる場を提供することを目的としており、JIMSAのBM、CMの各Sectionから1年間の集大成を飾る企画が催されるイベントです。企画は、各年度の執行部が話し合い決めていくので、年度によって内容は異なります。今年度はBM Sectionでは、基礎医学に関するクイズ企画、CM Sectionでは、ある症例をもとにしたストーリーが書かれた課題ついてディスカッションする企画が催されました。
BM Sectionでの基礎医学に関するクイズ企画ではグループに分かれて、基礎医学にまつわる問題について考えました。その後、BM section スタッフによる問題解説が行われました。低学年の学生でも参加できるように題材が選定されていましたが、高学年の学生においても考えさせられる問題が多く、知識の復習となり大変勉強になったと思います。
CM Sectionでのある症例をもとにしたストーリーが書かれた課題をディスカッションする企画では、グループに分かれて、まずストーリーからキーワードの抽出を行いました。その後、医学知識に結び付けて症例の原因についてディスカッションしました。最後にCM Sectionディレクターによる実体験に基づく症例解説があり、症例に関する知識を深めることができました。こちらの企画は日本医科大学で行われているSGL(Small Group Learning)を模倣して行われましたが、多くの参加者にとっては初めて体験する学習方法であり、非常に有意義であったと感じています。
今年度のJSSはコロナ禍であり、オンラインで行われたため、規模の縮小は否めませんでしたが、その中において最大限の工夫が凝らされた形で開催することができました。来年度はオフラインでJSSを開催できることを心より願っています。
最後になりましたが、今回参加してくださった皆様、企画を用意していただいた各BM section、CM section の皆様に心より感謝いたします。本当にありがとうございました。
           2020年度 JIMSA JSS Chief 日本医科大学4年 阿部信祐