President退任挨拶

JIMSA ホームページをご覧の皆様、こんにちは。

 

2021-22年のJIMSA Presidentを務めました、日本医科大学5年の田中佑実です。
 
本日、4月30日をもちまして2021-22年JIMSA Presidentとしての任期を終了いたしますので、ご挨拶を申し上げます。
 
私が2021年度JIMSA Presidentに就任した際に掲げた公約がありました。
①スタッフ全員が楽しんで活動できる環境を整える。
②「JIMSAでしか出来ないこと」をテーマとして掲げ、スタッフそれぞれがJIMSAに所属する意義を見いだせる1年にする。
③各イベントの参加者を増やし、新規スタッフの獲得に努める。
 
公約の一つ目に関しては、正直あまり自信がありません。この1年間はイベントを運営することに精一杯で、スタッフの皆様に楽しんでもらえているかという部分はどうしても後回しになってしまっていた気がします。しかし、結果的にスタッフが1人も抜けることなく1年間を終えられたことはとても嬉しいです。従来よりもスタッフ数が減っていることもあり、時にはたくさんのお仕事をお願いしてしまうこともありましたが、いつも快く引き受けてくださりありがとうございました。皆様には感謝の気持ちでいっぱいです。
公約の二つ目はスタッフミーティングでも最後までずっと課題として残り続けました。今まで各Sectionの目玉としてきたイベントの多くはオンラインでの開催が困難で、JIMSAの魅力として掲げてきた人との繋がりというのもオンラインでは薄れてしまうため、JIMSAにとってオンライン開催による障壁はとても高かったように思います。しかし、今では参加者の方々に喜んでいただけるイベント作りをしようと試行錯誤したことも良い経験だったのかなと感じています。来年度はオフライン開催も出来るようになっていくと思うので、引き続きJIMSAの魅力について考えながら運営をしていただければ幸いです。
公約の三つ目に関してですが、今年度は皆様のご協力もあり、各Sectionに新規スタッフを迎えることができました。もちろんイベントの参加者数や新規スタッフの数で言えば、コロナ禍以前には及びません。しかし、コロナ禍で苦しんでいたJIMSAにとって、新しいスタッフを迎え、新しい風を吹き込めたことは大きな一歩になったのではないかと感じています。来年度はオフラインのイベントを開催できる兆しも見えているので、さらに波に乗っていけたらと思います。
 
以上、公約の一つ一つを振り返ってみました。振り返ってみて、この一年間は私にとって非常に貴重な経験だったと思います。団体の代表という重役を背負い、JIMSAと提携している団体の代表者様、JIMSAに団体加盟してくださっている大学の代表者様、JIMSAのスタッフの皆様、JIMSA会員の皆様とつながり、とても視野が広がった一年だったように思います。そして、一人の力ではできないことが多い中で、OB/OGの先生方をはじめとする先輩や後輩、並びにイベントに参加してくださった会員の方々のご支援により、この一年間、JIMSAを運営することができました。心から御礼申し上げます。
 
さて、次期Presidentとして東京女子医科大学4年の泉谷かれんが就任します。来年度も従来のようなオフラインのイベントを自由に行うことは難しいと思います。しかし、各大学における勧誘については緩和の傾向が見られており、この2年間と比べると積極的な勧誘も見込めるのかなと感じています。本日でPresidentは退任いたしますが、この1年間で得た経験をもとに来年度は多方面でサポートしていけたらと思います。
 
最後になりますが、JIMSAはOB/OGの先生方や加盟大学の先生方や代表者からのご支援が無くしては活動ができません。その中でスタッフ一人一人が親睦を深め、これからもより良い団体を作れたらと思っております。来年度以降もどうぞJIMSAをよろしくお願いいたします。
 
一年間ありがとうございました。
 
第61代JIMSA President
日本医科大学
田中 佑実